私たちの支部自慢

枚方支部

vol.452(発行日: 2024年8月5日)

北海道から鹿児島県まで全国に77ある常翔学園校友会地域・職域支部を順に紹介していくこちらのコーナー。
今回は市内に常翔学園設置校の3つのキャンパスを擁する地域支部・枚方支部です。
1967年に設立され、今年で57年目を迎えます。
今も昔も在住する卒業生の多い土地柄で会員数は約3000人の大きな支部です。
そんな枚方支部の紹介と活動を髙島支部長と初木幹事長、内山常任顧問に伺いました。

(写真左から)

常任顧問

内山 喬之

さん

(大阪工業大学 土木工学科 1969年卒)

幹事長

初木 賢司

さん

(大阪工業高等専門学校 建築学科 1973年卒)

支部長

髙島 叔孝

さん

早くから産官学連携の中心的役割を担って

2017年に創立50周年を迎え、記念誌を発行して盛大にお祝いしたのがもう7年も前になります。枚方支部は、市内に大阪工業大学・枚方キャンパス、摂南大学・枚方キャンパス、そして常翔啓光学園中学校・高等学校があり、市議会議員や歌手、中小企業の社長や若手起業家など、さまざまな分野で活躍されている校友が数多くいます。こうした校友の特性を生かし、早くから大学と民間企業をつなぐ産官学連携の中心的役割を担ってきました。その根底には、地域で常翔学園を応援しようという強い想いが支部会員の中に流れています。

枚方支部 支部長
髙島 叔孝さん
大阪工業大学短期大学部 建築科 1970年卒
創立50周年記念誌

数のチカラでリーダーシップを発揮

年1回開催している企業めぐりのイベントでは、枚方市の様々な開発について勉強会を行ったり、摂南大学農学部が開設された際にはキャンパス見学も組み込みました。枚方市の今後の開発として、これからますます重要になる車社会の道路整備について、現場の技術職員さんを招いての講演も行いました。実際、枚方市役所には合計すると200人ほど校友の職員さんが在籍しており、枚方市との連携はとてもスムーズです。実は一時期、枚方市役所の職域支部を作るという話が出たこともあるのですが、枚方市全体を広い視野で多角的にサポートしていくのが枚方支部の役割であるため、敢えて職域支部を設けず、地域支部として支援していく道を選びました。そのため、枚方支部には数のチカラがあります。総会では常時70~80人が出席、支部内の組織体制も確立されています。北河内5支部においても、枚方支部がリーダーシップを発揮し、大阪での全国支部交歓会を推進したり、年2回開催される支部交流ゴルフコンペでも支部内外の方々に広く案内して盛大に行っています。

2020年春に開設した摂南大学農学部見学会(2021年5月)。多くの会員が新学舎と実習施設を視察しました。

若いチカラを巻き込む新しい取り組みを

今後はこうした支部活動に若いチカラを取り込んでもっともっと支部を活性化したいと考えています。2013年に青年部を発足して活動を行っていましたが、第一線で活躍する世代が中心になるため、なかなか継続的な活動が難しい局面もあり、支部としてできるだけサポートして今一度、盛り上げたいと思っています。また、せっかくキャンパスが3つもあるので、各学校の先生方にお声がけして、現役学生・生徒のうちから校友会活動に参加でき、校友会員への道筋がスムーズになるような新しい取り組みも考え、これからもリーディング支部として幅広い活動を長く続けていける体制づくりに励んでいきます。